導入
一年前の今頃は競技プレイヤーと炎上ゲーマーの動向をニヤつきながら見守っていた。そんなこのアカウントも有難いことに多くの方々に認知して頂き、謎の成分で丸められた餌 (あれ何?) を目前とした鯉のごとく、あらゆるものに喰らいつき産廃ツイートを産み続けている。上がりに上がったこの悪ふざけ精神ではどうも140文字制限に耐えられず、かと言って配信するほどのトーク力もなく、妥協的境地としてブログを始めることにした。
師匠の金言
ブログに何を書こうかと思案した際、私が敬愛して止まない高田純次の言葉が想起された。
歳とって1番やっちゃいけないことは説教と昔話と自慢話なんだ
情熱大陸でカッコつけて言うことかよ、と放送当時は嘲笑したものだが「20〜30代女子が選ぶ抱かれても良いおじさんランキング」で高田純次が3位についた時にはもう、この言葉はリアリティを備えた金言となった。気づけばもう高田純次先生と敬愛するファンボ。麗しのチリ人アニータのことなんてすっかり忘れてしまっていた。
30代が女子かは兎も角、女子 (ただし、コンプライアンス遵守) を抱ける確率が少しでも上がるなら、容姿が同ランキング10位の岸部一徳のようなハゲジジイになったって抱いてやりたいと思うのが世の男性の真理だと思う。なあそうだろう。この読者の皆も女子 (ただしコンプラ遵守) を抱きたい、間違いない。女子 (たコ遵) は抱きたいものだ。
決別
そんな高田純次門下生の私も、時が重なるにつれて先の金言に疑問を抱くことになる。
『あの諺語は、勝者側の矜持なのではないか』
Wikipediaで高田先生の欄を確認してみると「既婚」とある。必要以上に個人情報には踏み込まないが、おそらく子孫を残した側、つまりは生物的勝者なのだ。自身が現世に生まれた証を世に残し、余生を過ごす王者サイドからのメッセージを信仰してしまっていたことになる。
その対岸にいる我々はどうだろうか。0.02mmの壁どころか夜の部も突破できない最弱の矛。まるで香川真司のモノマネ芸人のように存在価値のない化身。
向かい箸?制服ディズニー?男女の友情??22歳美女による12歳男児への淫行?!?!あらゆる敵対的不条理に吠え、噛みつき、仲間同士傷を舐め合う犬、それが我々だ。
私は抗う。高田先生と袂を分かち、長々と説教と昔話を垂れ、数少ない自慢話を100倍に盛ってここへ書きなぐる。我が子の代わりの生きた証として。
私は戦う。クソみたいなこの人生を高田純次レジスタンスとして。